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2009年 06月 15日
梅雨入り宣言も虚しく、今日村の近隣はほぼ快晴だった。田植えを終えた棚田には山水が堪っている。
昨秋、福岡デザイン専門学校で、満を持してスタートした未来デザインステージ。日々の授業とはまた異なる知的刺激の連続は、受講生のみならず、司会進行の僕にとっても、楽しい時間であったが、もっと早い時期にとのリクエストが多く、今年は初夏に開講することになった。今季もゲスト陣は多士済々。 昨期に続いて、テーマは「デザインの越境」とした。常々、同一コンセプトから、グラフィック、プロダクト、建築を導き出す総合デザインを唱えている僕としては、願ったり叶ったり。ジャンル分けされた各デザイン分野で、著名デザイナーのご高説を拝聴するような塾だけは、ご免被りたいと思っていた。未来デザインステージの実現に尽力いただいている学校側スタッフも、その辺の志は高く、実に頼もしい。その名に恥じないよう、未来を考えるデザイン塾をめざしている。 第2期、初回のゲストは、建築家の井手健一郎氏。リズムデザインを主宰する傍ら、今年5回目を迎えたデザイニング展の仕掛け人としても知られている。御題は、「デザインしないことをデザインする」。学生時代から現在に至る思考の変遷や、デザインワークにおける考え方を整然とお話しいただいた。共感する部分が多く、司会進行を忘れて発言したい衝動を抑えるのが大変だった。次回は、6/27土曜日。ゲストには、グラフィックデザイナーの先崎哲進氏をお招きする。 RKBによる竹田取材は、6/24「今日感テレビ」内で放映決定。福岡方面では初のTVからの発信となる。
by ezoenaoki
| 2009-06-15 22:28
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