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2009年 06月 21日
日曜日。少しゆっくり起きたら、雨音が聞こえた。ようやくのお湿り。今夜は田圃のカエルがうるさいぞ。
昨日、久し振りに別府の山田別荘にお邪魔した。市内で、別の案件の打ち合わせがあり、依頼をする大分市内の広告制作プロダクション、デザインマップの麻生代表と待ち合わせだったので、山田別荘で進めていた第一期の改修の具合を、この目で確かめる目的もあり、ここで落ち合うことにした。 どんな仕事でも、予算と時間は必ず不足する。これはあらゆる仕事について回る宿命的な大原則。予算も時間もあればあるだけ、その上をめざそうとするベクトルが働くので、結果お金も期間も足りなくなるのである。山田別荘も限られたこの2つの要素を条件とし、いかに効果的な改修をするかに知恵を絞った。浴室だけを徹底的にやる案も出たが、最終案は全館で小さなマイナーチェンジを施すというもの。根本の約束事は、やったことができるだけ気づかれないように。 議論の末、浴場、照明、建具、室名札、キーホルダーなどに手を入れることになった。現時点では、室名札とキーホルダーが未完成だったのだが、じわりと良くなっていた。大事なのは、こうした配慮を続けていくこと。大金をかけた改修ができなくとも、日々の整理整頓をはじめ、できることを手を抜かずに続けることで、結果は大きく変わる。幸い、近ごろはさまざまな訪問客が訪れる。4/11から6/14まで開催された「混浴温泉世界」でも多くのアート関係者が山田別荘に足を運んだ。 今週はちくごSOHOの会議。後半は今月2度目の竹田詣で。6/27土曜日は未来デザインステージなど。
by ezoenaoki
| 2009-06-21 20:13
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