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2010年 01月 10日
快晴の3連休初日。少しずつ仕事が入っていて、きちんと休めないが、正月休み明けで気力充実。
さまざまなクライアントとさまざまな案件に取り組んでいると、仕事の中身は意外と似ていることに気づかされる。結局、僕に期待されているのはすべて課題の解決なのだが、何が課題かを洗い直すところから作業は始まる。先方が課題と考えているのは、あくまで表層だったりするからだ。 プロデュースは、まったく医者に近いと思うのだけれど、「風邪を引いたので、治してください」と言われると、「いや、風邪かどうかは僕に診させてください」と言いたくなる感じ。表出した症状には必ず見えにくい原因がある。突き詰めていくと、改善すべきは日々の生活ということだったりする。すると、投薬や手術の検討と同時に、あなたの暮らしを変えてくださいと言わねばならない。 変化を求められると、多くの人は戸惑い、ためらう。変化には、想像以上のエネルギーを使う事実を、みんな本能的にわかっているのである。しかし、ここを乗り切らないと根本的改善は成し得ない。覚悟の弱いクライアントは、症状の軽減だけを求めるときもある。しかし、プロとして誤った処方はできかねる。勢い決断を促す働きかけに注力する。プロデュースは説得業と自嘲する所以だ。 昨日は土曜日だが、某サイト制作の2次打ち合わせ。今日は日曜日だが、某会議と新年会。明日は休むぞ。
by ezoenaoki
| 2010-01-10 09:37
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