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2006年 12月 15日
今週末は雪が降るらしい。つかの間の晴天か。ポカポカ陽気がのどかである。
俳句を始めた。きっかけはひょんなことだった。昨秋訪れたNYでお会いした片桐さんという方に、粗末な贈り物をお送りしたところ、そのお返事かたがた、俳句の互選会へのお誘いをいただいたのである。なんでも、世界各地に暮らす日本人同士で、俳句を楽しんでいる由。インターネットに乗って、世界を巡る日本文化。面白そうではないか。 俳句は10代の頃から興味があった。20歳前後には、俳句ではないが、詩の雑誌に投稿をしていたこともある。実を言うと、その後もときどき俳句というか川柳というか、短歌というか狂歌というか、そんな真似事をすることもないではなかった。コピーを書いていても、ついつい五七五のリズムに引きずられたり、僕らの中に俳句は意外と深く染み込んでいると思う。 いつだったか、デザイナーの水戸岡鋭治氏への取材の折の雑談で出た言葉が忘れられない。「究極の企画書は、俳句だと思う」。水戸岡さんはそう言った。いやあ、やられた。その台詞はできることなら僕が言いたかった。コンセプトを、抽象ながらも豊かに表現する俳句。いつかそんな企画書を起点に、誰もやったことのないプロジェクトを編んでみたいものだ。 今朝、あるアポの日にちを間違えて、佐賀まで一往復。疲れてるのかも知れない(泣)。
by ezoenaoki
| 2006-12-15 13:08
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