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2007年 04月 11日
藤の花が咲き始めた。田にはレンゲ。暖かくなると、花々は紫を強めるのだろうか。
仕事でも、プライベートでも、近頃気になるテーマがある。「全体と部分」がそれ。プロデュースは全体計画が前提で、プロデューサーはその統括者だと思っている。部分だけをいじっていては、物事の真の解決は難しく、巡り巡って、結局時間とコストの無駄になるケースは枚挙にいとまがない。できるだけ、全体計画としてコトに当たりたいと考える所以である。 全体と部分は、いろんな局面に現れる。戦略と戦術、広報と広告、教養と専門など。課題はどうしても部分に症状として表出するし、おまけに御しやすく思えるので、ついついそこだけいじってしまうことのなんと多いことか。全体はその大きさゆえに意識しないと見えない傾向があるためか、全体と部分の因果になかなか気づかない。概ね、全体は抽象的で、部分は具体的だ。 戦略のない戦術は効果激減だろう。広告の積み重ねが自動的に広報になるわけではない。広い教養に支えられてはじめて、専門性は深化が可能なのではあるまいか。教育でも、受験科目以外の軽視は、昔から言われてきたし、最近は大学の教養課程も薄くなっていると聞く。学校に通うときは、道草で楽しくなった。暮らしは、遊びや芸術で豊かになる。いつも全体を眺めていたいものだ。 今日から学校が始まった。春休みボケで、出欠取るのを忘れたり、教室がわからなかったり。えーっと。
by ezoenaoki
| 2007-04-11 13:31
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