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2007年 12月 05日
霜が降り始めた。寒い朝は、空気が張りつめた感じがする。これから確実に寒くなる。
今年はもう海外へ出る機会はなさそうだ。国内の移動も、九州内を除けば比較的少なかった一年。僕が住む集落には、いくつかの祭りがあるが、最も和むのがその年の最後を飾る「山の神」の祭り。毎年12月の第一日曜がそれに当てられる。しかし、過去2年間は出張と重なって出席は叶わなかった。今年は、僕自身がお世話係の元方でもあり、準備からしっかり関わることになった。 まず、2ヵ所の祠とその周辺に飾る注連縄づくりから。前日の朝、Mさんちの倉庫に集合して、製作開始。一度やったことがあるが、今年はベテランがいたので、アシスタントに徹する。翌本番当日。祭りは午後からだけれど、元方は、山の神が祀られている山の頂まで、注連縄の交換と御神酒など供物を捧げに登る。30分ほどの登山だったが、Mさんの健脚ぶりに若手は唖然。鍛え方が違う70代。 下山後、山腹の会場で、干し藁敷きや火起こし、薪運び。数年前には、僕も参加して参道を整備した場所。丸く敷かれた藁と、真ん中のたき火が巧まざるデザインとなって、僕の大好きなお祭りである。かっぽ酒が回り、みんなリラックスして笑い声が続く。「俺たちが子供の頃までは、この辺はネパールやチベットと変わらん、山岳の暮らしやった」。Hさんの言葉が耳に残る。ここはそんな土地なのだ。 明日は学校とwebの打ち合わせでArs.へ。金曜日はまた竹田、週末はsh360で上映会がある。
by ezoenaoki
| 2007-12-05 11:15
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