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2006年 04月 20日
昨日は福岡市内で週一の学校の授業を終え、とって返して村内に活動拠点を持つ手仕事舎が主催する宝珠山小劇場のイベントに出かけた。
ここ手仕事舎とイベント時の名称である小劇場を通じて出会った人は数知れない。過疎の村でもこれほどのネットワークが築けることを実証してくれた貴重な村の先輩だ。 さて、この日の演し物は、三上寛のライブ、上杉貢代の舞踏、劇衆 上海素麺工場の演劇のコラボレーション。実験的な試みに、代表の田村氏も「どうなるかわかりませんよ」と、笑っていた。外は帳が降りて漆黒の闇。はじまりはじまり。 開けてみれば、古い木造の元中学校校舎で、妖しく展開される唄、音、舞、劇は、予想以上に観衆たちを異次元に誘ってくれた。途中で、強まった雨脚が屋根を叩くのも、まるで仕組まれた演出を見ているようで、ドキドキした。人口わずか3000人の村でひっそりと繰り広げられる贅沢な時間。 終わったら、恒例の交流会である。食事とお酒が供され、いくつものテーブルに別れて、あちこちで歓談が始まる。各地から集まった友人たちと飲む酒は格別である。今回はタイミングが合わず、出演者の方々とは話ができまなかったが、次回はぜひその声と歌詞が身に染みた三上さんと話がしてみたいと思った。 6/10(土)には、音楽家、詩人、映像作家のピエール・バルー氏が来場する。
by ezoenaoki
| 2006-04-20 12:29
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