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2006年 06月 20日
まだ、蛍が飛んでいる。でも、少なくなってきた。もうすぐ盛夏。
今日は福岡県城島町の商工会で、瓦組合が取り組むJAPANブランドの第1回目の戦略策定委員会が開かれた。顔合わせ程度だと思って気軽に出かけたらさにあらず、30人近い方々が会議室に並んでおられた。地元商工会、商工会連合会、久留米市関係者、経済産業省、国土交通省、福岡県商工部、環境NPO、大学教授、等々。隣の紳士は、久留米市長だった。 城島の申請準備期間は3月から始めて1ヵ月もなかった。企画の柱は、瓦の製造技術を土と火の技術と考え、城島を流れる大河筑後川のヘドロ(潟粘土という)を、その技術によって多孔性で親水性のある護岸ブロックに加工するアイデアだ。以前、瓦に活用しようとテストピースまで作った実績もあった。 佐賀大学の鬼塚克忠教授が、潟粘土の研究に取り組まれていることを知り、協力をお願いして快諾。その他、福岡県工業技術センターの阪本尚孝氏、プロダクトデザイナーに町谷一成氏、建築家には高木正三郎氏、グラフィックデザイナーに岩下建作氏を抜擢して、専門家チームを組み上げた。 しかし、重要なのは事業者である瓦メーカーの方々の意欲を高め、デザイン導入や情報発信力の強化など、スキルアップをすることだ。10月にはドイツのケルンに、世界環境メッセを視察に行く。どんな戦略に仕上げるか。いまからワクワクしている。 明後日は、小石原JAPANブランドの第1回目の会議がある。
by ezoenaoki
| 2006-06-20 21:38
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