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2006年 08月 12日
山の向こうには入道雲。昨日は夕立もあった。世間はお盆に入る。
春頃から打診されていた福岡デザイン専門学校の先生と生徒の来村が実現。一昨日、入村。夜、キャンプ場のバンガローでBBQ、深夜まで痛飲。学校ではやりにくい話、教室ではできない話で楽しんだ。本当は分母庵に来てもらいたかったが、総勢15名ではちょっとね。それはまた今度にしよう。翌日は、眩しい太陽の下、村内の河川プールで再会した。 FDSで教え始めてもう7年目。なかなか面白い学校で、デザインコンペも企業との協働も活気がある。関わりのきっかけは、イングデザイン研究所の長勝也氏。長さんは、当時、福岡では唯一総合デザインを実践していた人物だった。時折お邪魔しては、勝手な長話をして迷惑をかけていた。「普段しゃべってることを、学校で話してみたら」。長さんにそう言われてあがなえず、学校に足を運んだ。 そのとき面接の相手をしたのが、伊場芳郎氏と中島尚孝氏。想像に反して、2人とも現役のアーチスト。デザイナーではない。「???」となって、自分のデザイン論など話していると、意外にも乗ってくる。挙げ句、「好きにやっていい。生徒のアタマの中をかき回して欲しい」とのご託宣。え? 僕の前任は芸術系大学の名誉教授だった。新しさとやる気を感じた。 だったら、やってみようかなと思った。その頃、自分なりの総合デザイン、プロデュースに関して、より明確にまとめる必要もあった。教えるとはプレゼンテーションだから、これは自分にも訓練になるかも知れない、などとポジティブの歯車が回り始めた。以来、ほんとに好きにやっている。生徒にとっては災難か僥倖か? 答は10年後に出るだろう。 今日はジムも休み。整体にでも行ってみるか。
by ezoenaoki
| 2006-08-12 11:40
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