|
|
2006年 08月 14日
暑い日々、雷付きの夕立もお約束。ニッポンの夏。スイカが旨い。
企画や原稿なぞ、待たせている方々には誠にもって申し訳ないが、盆休みである。開き直って、今年はしっかり休んでいる。昔は強引に行っていた真夏のヤマメ釣りも、近頃は大人の余裕か春秋に集中しており、夏はもっぱら河川プールが行きつけとなりつつある。水温はおそらく20度ちょいしかない冷水プール。今朝は10時には乗り込んでいた。 河川プールは、正式名称を棚田親水公園といい、川の水を引き込んだ大小のプールが4つもある。しかも滑り台付き。もっとも、泳ぐのは子供であって、両親は泳ぐことはない。木陰に陣取って、ビールなどを飲みつつ、ぼんやり過ごす。今回は読書をすることに決めていたので、飲料、食料に加え、折りたたみ椅子を持ち込んだ。用意周到。 さてさて、最近さっぱり本を読まない。いや、読みたいのだが、ちゃんと読めない。元々、活字がないと息苦しくなる。一時期は、デザイン系の雑誌を6種類も購読していたが、増え続けるその量に怖じ気づき、ピタリと止めた。図書館があれば、気軽に乱読ができるのに、生憎近隣にそれはなし。渇いていた。しばらく続いた活字の日照り。 それでも、買ったり、いただいたりで、机の上には書籍がたまる。今日、持って出たのは、ピエール・バルー氏の初の自伝、「サ・ヴァ、サ・ヴィアン」だ。最初に娘に会い、次に奥方に会い、ご本人にはこの村で会った。16時過ぎ、読了。改めて、その人が類い希な芸術家であることを知った。しかし、面識のある人の本って、不思議な感覚。 2冊目に入ったとき、陽が傾いた。ああ、やっぱり読書はいいなあ。
by ezoenaoki
| 2006-08-14 21:29
|
ファン申請 |
||