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2007年 05月 02日
霧のような雨が降る朝。天気予報は、もうすぐ晴れ間が覗くと言っている。
GWは週一の福岡デザイン専門学校も休みなので、さらにノンビリと感じる。毎回大変な準備をして授業に臨む。と言いたいところだが、ほとんどそんなことはしていない。でも、教え始めて7年目になるものの、授業の軸がだいたい決まっているだけで、課題などは毎年あれこれ考えている。授業が終わって、来週はどうやろうか、などと考えているうちに瞬く間に一週間が過ぎてしまうのである。ありがたきGW。 学校には、グラフィック系コースと建築系コースがあり、僕はグラフィック系で、座学中心。前期は2年生で、「企画演習」「コピーライティング」「コミュニケーション論」「デザイン特講」の4教科。後期は1年生相手に、「広報概論」「プレゼンテーション」の2教科を受け持っている。どれも僕が教えてもらいたいものばかりだが、一緒に学ぶつもりでかなり自由にやっている。最近の課題は演歌歌手のプロデュース。 まず、歌手となる人物を設定する。今回は中年男性という縛りをつくった。A君が考えた小早川幸男(本名:佐藤幸夫)を採用。地方の役場に勤めていた幸夫は、フィリピンパブの女に入れ込んで身を持ち崩した過去を持つ。現在、デビュー曲の作詞を進めているが、次の段階はプロモーションの内容を考えていく。そこには、企画やコピーなど、すべての教科が織り込まれているという寸法だ。なにより、先生が楽しい。 今朝はエフコープ社内報のためのインタビューを受ける。そろそろ準備をしなくっちゃ。
by ezoenaoki
| 2007-05-02 07:55
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