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2007年 06月 28日
湿気を含んだ熱気は街で際立つ。昨日は学校で丸一日ディベイトの授業をした。
数日前、左官の原田親方から久しぶりに声がかかった。数年前、むっくハウスで進んでいたある贅沢住宅をドリームチームを編成してコトに当たろうと、お呼びだてして以来だ。件の住宅は、施主の企業買収とそれに伴う海外移住という発展的理由で実現しなかったが、いつかは一緒に仕事をと考えている人物。大分県日田市にある事務所は、土壁と埋炭をした木の床、大きなテーブルが心地いい。 土壁や左官仕事に興味を持ったのは、しばらく前になるが、それが加速したのは、この親方と別府の怪人カメラマン藤田洋三氏に負うところが大きい。土は単に過去の建材ではなく、稲作文化を背景にした、実に合理的で味わい深い素材であり、左官はそれを用いて空間を創り出す職人であることなど、お二方にお会いして以降、土や壁や、藁へのまなざしが随分変わったものだ。 親方の夢想は、いつも土絡み。本当に土が好きで、その可能性を誰よりも信じている。親方は、すでに全国区の著名な職人だが、土への想いが尽きることはないようだ。今回は、土で構成された小さな空間にまつわる楽しい企みへのお誘いだった。それは、トイレ?風呂?書斎?はたまたリビング?ああ、こんな空間が我が家にあったらいいだろうなあ。そう思わせる土の夢。詳細はいずれ。 エフコープの本年度第一弾の新聞全15段広告が、7/4朝刊に。残念ながら福岡県下のみ。
by ezoenaoki
| 2007-06-28 12:53
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