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2007年 06月 30日
雨降りが長く続かない。意気地なしの梅雨。盛夏は暑くなるとか、イヤだなあ。
今から28年前に、フライフィッシングと出会った。一人で本を読み、釣具屋に通い、親友を巻き込み、24歳の春からヤマメやアマゴを追って、毎年方々の渓流を彷徨ってきた。始めた頃は、家業の米屋を手伝い、その後、ブロック製造工場、釣り雑誌編集部、コピーライターとこちらも彷徨ってきたが、渓流通いが途切れたことはない。釣りは人生の中心にあると思っている。 仕事はついでなのかと勘ぐられそうだが、もちろんそんなことはない。20代の半ばに、暮らしの真ん中に魚釣りを据えることに確信を持った。すべてはそこを起点として考えるようにしている。きれいな川で、大きなヤマメをたくさん釣ることを人生の目的とすると、それを実現するために膨大な課題が出てくる。きれいな川を増やすためにはなにをする?勢い環境問題も我が事になる。 田舎暮らしは、釣り場のそばに身を置くため。また、プロデュースなら、間接的ではあっても、仕事を通じて環境問題などを好転できると思っている。国産材を活用した良好な木造住宅を造ることや、生協などを通じて、食料提供や生産に関わることは、この国の農林業を元気にすることだと信じて疑わない。川で魚を釣ることはただの慰みではないのである。そしてこの夏、鮎の友釣りを始める。視線はまた変わるだろうか。 週明け、エフコープの社内報に僕のインタビュー記事が載る。写真付き。恥ずかしい。
by ezoenaoki
| 2007-06-30 14:30
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