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2007年 11月 19日
寒い! 12月中旬の寒気とか。週末は温泉や薪ストーブに浸っていたので、コタえる。
17日夜、大分竹田の灯りの催し、「竹楽(ちくらく)」を見に行った。岩山に囲まれて、トンネルを通らないと往来ができない竹田。そのこぢんまりとした市街地に、約3万本の竹灯りが並ぶ竹楽は、今年で5年目、3日間に10万人が訪れるビッグイベントに育っている。瀟洒でかつ適度な変化に恵まれた街の作りと、なにより関係者の努力で年々人気を高めてきた。それでも気になることがないわけではない。 地方のイベントは、ともすれば人を集めるだけにとどまることも多い。大事なのは、いかに換金し、いかにそれを継続させるかだ。また、もっと根本問題である活性化イコール観光という図式は、必ずしも賛同できないと常々思っていた。観光はひとつの手段に過ぎないからだ。いわば元気にするための戦術という位置づけが明確でなければならない。大事なのは複数の戦術を統合した戦略の存在だ。 最悪なのは、人ばかりが来て、お金を落とさないケース。どころか、ゴミだけ増えるという笑えない話もある。何をもって活性化と捉えるのか、やはりコンセプトワークが鍵を握る。今回、同市の活性化プロジェクトに関わることになったので、その辺の疑問を竹楽の当事者の方々にぶつけてみた。すると、竹楽は里山保全運動の一環として仕掛けたと知った。釈迦に説法だったか。頼もしい話である。 コピーワークやプランニングで忙殺。23日の東京柿豚料理会もいよいよ準備が大詰めだ。
by ezoenaoki
| 2007-11-19 14:16
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