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2007年 11月 22日
夕刻から東京。ここ数日は冷え込んでいるらしい。でも、乗り物内はどこも暑い。暑過ぎ。
いつのころからか、人前で話をする機会が増えた。学校はもう8年目に入ったし、近頃はお呼ばれして、レクチャーなんて偉そうな真似をすることも多い。もともと、大人数の前で話をすることは苦手だった。実は上がり性で、かつては聴衆が10人を超えるともうダメ。それが何の因果か、仕事の性格上も説明、説得、プレゼンテーションが日常化してくると、多少なりとも慣れてきたのである。 大勢を相手にして戸惑うのは、相手の個性がバラバラ、つまり意識や関心、温度差などに大きな開きがあるためで、いったい誰に対して話をすればいいのか、わからなくなることにある。話題や言葉の選び方、展開の仕方、脱線の要領まで、一貫性を持たせたいのに、聴衆の反応を見ていると、不安は最後まで一掃できない。少しは慣れてきたいまも、そのソワソワ感は皆無にはならない。 学校などは、同じ学生たちと何度も会って、彼らのキャラもわかりつつやれるので、まだストレスは少ない。問題は、1回きりのレクチャー。あらすじは組んでいても、いざ終わってみると、嗚呼あれも言ってない、これも伝えてなかった。あの写真は見せたかった、あの冗談は言うべきだったという案配で、一向に満足の行くレクチャーはできないのである。僕は芸人ではないけれど、やはり精進、精進。 出張が終わるまでに、パンフのコピーを1冊分、別のラフ構成案、また別の企画書。だ、大丈夫か?
by ezoenaoki
| 2007-11-22 21:19
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