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2008年 06月 01日
昼は暑かったが、夕方から随分涼しくなった。夏の入り口を行ったり来たり。
何をするにしても、全体というものを考えざるを得ない、と思う。人は誰も、眼前に個々の課題や問題を持ち、それらに対処することで日々を過ごしている。部分が、全体と深く関わっている事実は、わかっていても常時意識されることはない。やっかいだし、面倒だし、すぐに支障はないから。 確かに、部分を蓄積したものが全体をかたちづくっている。ただし、全体のあり方と無関係に部分だけを見ていると、時として全体への不利益に気づかない判断が生じる。その積み重ねが、修復不可能な事態を招くのである。古人曰く、木を見て森を見ず。爪で拾って、箕(み)でこぼす。なるほど。足下ばかりを見ていて行く先が見えなくなる。固有種ばかりを守り生態系自体を乱してしまう。ありがちだ。 眼前の個々の事象は、すべて繋がっていること。話の核心はここだ。部分と全体の、複雑にしかし強固に絡み合った関係性を無視することが危険なのだろう。僕がコピーライターから、プロデューサーへと立場を変化させたのも、結局全体を観ながら仕事をしたかったからに他ならない。プロデュースを、全体計画の統括と説明しているのも、そういう考えがあるからである。ちょっと小難しい内容となってしまった。 竹田を動かさなくてはならない。それこそ、全体計画の詰めが急がれる。期待と責任が膨らんでいく。
by ezoenaoki
| 2008-06-01 17:10
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