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2008年 06月 28日
昨日は降り続く梅雨の晴れ間。強い陽射しの中、遠くからセミの声が聞こえた。
名刺はよく配る方だと思う。むやみにバラ撒いているわけではないが、人と会うことは仕事の一部でもあり、どうしても名刺の消費は多くなる。1回に500枚を印刷し、それが1年半ほどでなくなる。単純に計算しても、毎日1人弱、初対面の方々と会っている計算だ。この20年で、3回ほどデザインを変えた。 会社の名刺を持ったこともあるが、広告関係だったのでそれなりのデザインが施されていた。独立して、自分だけの名刺を持つようになったとき、どうデザインすべきかを改めて考えた。コピーライターであったけれど、デザインセンスが感じられないのは話にならない。ついおしゃれな体裁を考える。一方で、気取りすぎたデザインの滑稽さも避けたかった。気にすべきは、受け取った相手がどう感じるか。 仕事がプロデュースへと変遷していく中で、名刺への考え方も変わってきた。企業のトップの方々、事業戦略が議題の中心になる。経営者は改革や投資など、必ず新たな覚悟が求められる。それを実行して貰って初めてプロデュースは成就するのだが、当方にもそれに比肩する覚悟がなくてはいい関係は成り立たない。比較的落ち着いたデザインの現在の僕の名刺には、実はそんな理由が隠れている。 田川産業の海外戦略が急がれる。竹田のプロジェクトでは、スタッフ向けの総合デザインの勉強会を準備。
by ezoenaoki
| 2008-06-28 19:39
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