|
|
2008年 11月 01日
昨日、家の回りで今年初のむかごを採った。黄色く色づいた山芋の葉が目印だ。
竹田のプロジェクト、たけた食育ツーリズムが、折り返し点に差し掛かった。厚生労働省の助成を受ける3年間のこの事業、残りは1年半となった。僕が参加したのは昨秋からで、概要がすでに決定したプロジェクトに中途から呼ばれた恰好だ。最初の役割はある研究会の講師として。 たけた食育ツーリズムでは、食と旅の研究会が20も用意されている。僕が講師となったのは、商家民泊研究会というものだった。曰く、竹田旧市街を中心に、白壁土蔵に代表される商家建築がいくつもある。それらを宿として利用できないか。既存の宿も集客に苦労する中、どう進めたものか、正直戸惑った。当初は、竹田らしさを考えていただくコンセプトワークから始めたが、先が見えていたわけではない。 意外なことに、最も意欲的な参加者の物件は、決して古くもなく、商家のイメージからはほど遠かった。さてどうしたものかと検討を続けるうち、ご主人が釣り名人という与件が見つかった。浮かんだのは、川の釣宿。竹田一帯には名川大野川水系が幾筋も流れていて、エノハ(ヤマメ)や鮎の釣り場としては有名なところ。一気にイメージが固まった。順調にいけば、来春には開業の運びである。 福岡市内では某御屋敷の維持保存プロデュースが始まった。楽しくもアタマを絞る日々が続く。
by ezoenaoki
| 2008-11-01 23:39
|
ファン申請 |
||